勤怠管理のポイント~有給休暇の管理②~
2022/07/13
こんにちは。
江戸川区東葛西で社労士をしておりますアローズ社会保険労務士事務所の渡邊です。
「勤怠管理のポイント」の第6回目は、前回に引き続き「有給休暇の管理」についてです。
今回は特に付与時や取得時の勤怠管理方法についてご説明します。
付与時については、前回もご説明しました通り、
①入社日を基準に付与
②会社が定めた日を基準に付与
の2パターンがありますので、システムを利用している場合は、
会社のルールに則った付与方法を最初に設定すれば、
特に問題ないと思います。
従業員が有休を取得した場合は注意が必要です。
前回もご説明しました通り、有給休暇の取得単位は、
①1日単位
②半日単位
③時間単位
の3種類ありますが、②と③を認めている場合、
何日と何時間消化して、
何日と何時間残数があるか、
をチェックする必要があります。
システム上で正しく設定されていれば問題ありませんが、
特にエクセルや手書等で運用されている場合、
誤った状態が続くと、いざ退職時に有休消化する際に、
従業員との認識に齟齬が発生する可能性があります。
引継や賃金精算など、会社側にも影響が出ますので、
少なくとも毎月チェックされることをお勧めします。
▼過去の勤怠管理のポイントはこちら
①休日の設定
https://arrows-sr.biz/blog/detail/20220608100646/
②休日を振替える時①
https://arrows-sr.biz/blog/detail/20220615093641/
③休日を振替える時②
https://arrows-sr.biz/blog/detail/20220622104250/
④遅刻・早退の管理
https://arrows-sr.biz/blog/detail/20220629091158/
⑤有給休暇の管理①
https://arrows-sr.biz/blog/detail/20220706102212/
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