高年齢の従業員について
2022/01/21
こんにちは。
北区赤羽で社労士をしておりますアローズ社会保険労務士事務所の渡邊です。
週明けに天気が悪くなりそうなので、週末は大物の洗濯をお勧めします。
さて、定年退職が近づいている高年齢の従業員がいる場合、
注意したい点がいくつかあります。
①退職年齢の引上げの検討
通常は60歳又は65歳を定年年齢にされている企業が多いと思いますが、
定年年齢を引き上げて就業規則に明記すると、助成金が受給できる可能性があります。
対象の従業員の待遇改善にもつながりますので、ぜひご検討ください。
②雇用保険の活用
退職後に再雇用する場合で、退職前の賃金から25%以上減少した場合、
雇用保険から給付金(高年齢雇用継続基本給付金)が受給できます。
受給日数など詳細な条件につきましては、ハローワークにお問い合わせください。
③退職金制度の見直し
創業から退職金制度が変わっていない企業の場合、
従来の積立制度では企業経営に多大な影響を及ぼす可能性があります。
該当する企業は早めにご検討されることをお勧めします。
上記の対策について、弊所でも対応しておりますので、
何かお困りごとがありましたら、
お気軽にアローズ社会保険労務士事務所までお問い合わせください!