育児休業を取らなかった理由
2023/11/15
こんにちは。
江戸川区東葛西で社労士をしておりますアローズ社会保険労務士事務所の渡邊です。
昨年の10月の法改正により、男性の出生時育児休業(産後パパ育休)が制度として認められ、
社会全体としては仕事と育児の両立支援制度が充実してきているようです。
一方で、上記の両立支援制度を利用しなかった理由として、
「仕事と育児の両立支援制度に関する意識・実態調査2023」でTOP3は以下のような結果となっています。
- 「利用できる職場環境ではなかった」(42.3%)
- 「所得が下がる」(19.7%)
- 「制度があるのを知らなかった」(17.4%)
特に「利用できる職場環境ではなかった」人が、なぜそのように思ったかについての回答は、
- 「代替 要員がいなかった」(39.6%)
- 「職場の理解が低かった」(33.7%)
- 「言い出しにくかった」 (26.2%)
- 「自分にしかできない業務を担っていた」(20.3%)
となっていまして、育児休業や介護休業などの両立支援について、
職場で受け入れる体制がまだ追いついていないように思えました。
現在ご検討されている企業やまだ検討できていない企業では、
法整備や受け入れ態勢、周知方法など、まずは出来るところから手を付けてみるといいと思います。
▼参考「仕事と育児の両立支援制度に関する意識・実態調査2023」
https://www.jtuc-rengo.or.jp/info/chousa/data/20230914.pdf?12
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