就業規則と雇用契約書の関連性
2023/12/06
こんにちは。
江戸川区東葛西で社労士をしておりますアローズ社会保険労務士事務所の渡邊です。
さて、言うまでもありませんが、就業規則と雇用契約書又は労働条件通知書には、
強い関連性があります。
法律上は雇用契約書に記載されている内容が就業規則より従業員に不利になっている場合、
その箇所は就業規則の記載内容が適用されます。
逆に個別に決定する賃金の内訳など、就業規則への記載が困難な内容は、
雇用契約書に記載してそちらを適用することができます。
就業規則や賃金規程などの改定を行った場合、
雇用契約書又は労働条件通知書に「就業規則第●条による」という記載がある箇所は、
条数が変更されている可能性がありますので、同時に見直しが必要となります。
また、規定そのものが削除や追加された場合、
同じ内容が雇用契約書又は労働条件通知書に記載されていたら、
その箇所も要見直しとなります。
このように就業規則と雇用契約書又は労働条件通知書には強い関連性がありますので、
どちらかを変更される場合は整合が取れているかご確認ください。
就業規則と雇用契約書又は労働条件通知書の関係についてご不明点がありましたら、
お気軽にアローズ社会保険労務士事務所までお問い合わせください!
弊所ブログサイトの右側にありますタグ欄をクリックしますと、関連するブログが一覧表示されますので、ぜひご活用ください!